山下達郎、ジャニー氏への「尊敬」「心からの恩義」揺るがず 性加害「あったなら許しがたい」

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 山下達郎
 山下達郎

 シンガー・ソングライターの山下達郎(70)が9日、TOKYO FM「山下達郎サンデー・ソングブック」に出演し、ジャニー喜多川氏への思いを語った。

 山下も所属する芸能事務所「スマイルカンパニー」が、音楽プロデューサーの松尾潔氏(55)とのマネジメント契約を解除したことについて言及。解除理由について、松尾氏がジャニー喜多川氏の性加害の問題に対して「臆測にもとづく一方的な話をしたことが原因の一つ」と認めた。一方で、詳細は避けたが理由は「他にもいろいろある」とした。

 性加害問題については「本当にあったとすれば、それはもちろん許しがたいことであり、被害者の方々の苦しみを思えば第三者委員会等での事実関係の調査というのは必須であると考えます」と毅然(きぜん)とした態度。ただ、ジャニーさんの関与については「知っていることが何もない以上、コメントの出しようがありません」というスタンスだった。

 ジャニーさんについては1970年代から接点があり「数々の才能あるタレントさんを排出したジャニーさんの功績に対する尊敬の念は今も変わっていません」と明言した。「わたしの人生にとって一番大切なことはご縁とご恩です」とした上で「ジャニーさんの育てた数多くのタレントさんたちが、戦後の日本でどれだけの人の心を温め、幸せにし、夢を与えてきたか。わたしにとっては素晴らしいタレントさんたちやミュージシャンたちとのご縁をいただいて、時代を超えて長く歌い継いでもらえる作品を作れたこと、そのような機会を与えていただいたことに心から恩義を感じています」と揺るがぬ思いを語った。

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