池乃めだか80歳「骨を埋めるつもりで」生涯・新喜劇を宣言 最初の10年間はやめるつもりだった

中江 寿 中江 寿
会見を行った池乃めだか
会見を行った池乃めだか

 吉本新喜劇の池乃めだか(80)が4日、大阪市内で卒寿を記念した「最年長座長公演」(9月19~25日、大阪・なんばグランド花月)の概要発表会見に出席した。

 3日に誕生日を迎えたばかり。「80の壁は厚い、絶対持たないと思いましたが、何とか迎えることができました」と笑った。80歳での座長公演は、自身が79歳で達成した最高齢記録を更新。「物語をやっていきながら、笑いを取りたい」と、しっかりと作り込んだ舞台にするつもりだ。

 これまでの芸人生活に「努力をしたことはない。いつも成り行き任せ。気がつけば80になっていた」と振り返る。ただ、吉本新喜劇に入団してから10年間は役に恵まれず、「辞めたい」と思い続けていたが、間寛平との出会いが運命を変えた。寛平が猿、めだかがネコになりきってとのドタバタ劇は、人気の目玉となった。「寛平ちゃんはオモロイ。ある意味、恩人」と感謝した。

 「ここまで来たら、骨をうずめるつもりで」と〝生涯・新喜劇〟を宣言しつつ、「舞台に出て時のお客さんの〝待っていました〟という、どよめき、空気感が好きなので、それがなくなったときが潮時と思っている」と引き際も考えていた。

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース