フェイスブックなどを運営するメタ社のCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏(39)が、イタリア政府から電気自動車大手テスラCEOのイーロン・マスク氏(52)との決闘の会場としてローマ・コロッセオを勧められていることが明らかになった。6月には総合格闘技のケージファイト(金網マッチ)に”合意”していた両者。TMZスポーツによると、イタリアの文化庁が今週、ザッカーバーグ氏に世界で最も有名な闘技場でのファイトを提案してきたという。
ある関係者が話したところによると、両者はコロッセオでの試合に大変乗り気だそうで、企画を担当する総合格闘技団体UFCのデイナ・ホワイト代表とこの1週間連日話し合いを続けているそうだ。
ここまで試合での最大の問題は、両者の体格の違いと見られていた。ザッカーバーグ氏が身長170センチ、体重66キロである一方、マスク氏が187センチ、体重104キロとなっている。元々の開催地候補がラスベガスだったことから米ネバダ運動競技委員会の承認が必要となっていたものの、「エキシビションマッチ」であることから規制が緩和される可能性があるという。
ローマのコロッセオでは何百年もの間、大きなイベントが開催されておらず、一時的に設置された座席で観戦できるのはほんの数百人に留まる見込みだ。2003年にはポール・マッカートニーが400人の観客を前に慈善コンサートを行っていたが、それ以外のコンサートはコロッセオの外で開催されており、ザッカーバーグ氏とイーロン氏の試合も中と外のどちらで行われる予定なのかは明らかにされていない。