アデルはシルべスター・スタローンの豪邸を購入する際、ロッキー像も契約に含まれることを要求したという。アデルは昨年、５８００万ドル（約８３億円）でスタローンからロサンゼルスの邸宅を購入。現在改装中だという。１９７６年に公開された映画「ロッキー」や数々の続編、またスピンオフシリーズの「クリード」で、ボクサーのロッキー・バルボア役を演じ、高評価を得てきたスタローンだが、同映画の大ファンのアデルはその像なしでは契約書に署名をしない意向を示してきたそうだ。
スタローンが、ウォール・ストリート・ジャーナル紙に話したところによると、アデルは「（ロッキー像が含まれないなら）契約はなし。そんなことしたら台無しよ」と言ったそうで、スタローンにその像を手放すよう説得したという。
スポーツエージェントのリッチ・ポールと婚約していると言われており、元夫サイモン・コネッキとの間に息子のアンジェロ（１０）がいるアデルは、現在同邸宅を改装中だそうで「彼女がしていることは好きだよ。家をゴージャスにしているんだからね」とスタローンは話す。寝室８に１２のバスルームを備えたその豪邸は３エーカー（約３６００坪）の広大な敷地に立ち、プライバシーを確保できる長い私道があるという。
ロサンゼルス・タイムズ紙によると、売却価格はスタローンが最初に提示した１億１０００万ドル（約１５７億円）という途方もない価格から半額近い値引きとなった。また前オーナーのスタローンが、豪華な地中海風の邸宅を現代的なものへ改装し、８台分の車庫にアートスタジオを設置、ゲストハウスも追加した。ほかにも映画館、ジム、別注のバー、シガールームまであるという。隣人にはジャスティン・ビーバーやデンゼル・ワシントンがいる。
