まるで地球のどこかの風景ー。米航空宇宙局(NASA)はこのほど、火星のパノラマ写真を公開した。火星探査車キュリオシティーが撮影した白黒のパノラマ画像を基にした合成画像に色を加えたものだという。
公開された画像はゲール・クレーターのある、高さ約5キロメートルの山のふもとを探査車が登ったときに撮影された。NASAによると、キュリオシティ―は白黒のナビゲーションカメラを使って、7分半にわたって5枚の画像を2シリーズ撮った。1つは今年4月8日の午前に、もう1つは同日午後に撮影された。
その後、地球でこれらの画像が合成されたそうで、2枚のパノラマ写真が作られ、色が加えられたという。