フランス西部ブルターニュ地方で10日、英国出身の11歳少女が、隣の家に住む71歳の男に銃で撃たれて死亡した。地元当局によると男はオランダ国籍。両家の間には土地を巡って長年トラブルがあったという。
検察によると、被害者の家族が自宅の庭で過ごしていたところ、男が突然、数回発砲した。少女の両親も銃撃され、父親は重体に。また少女の妹(8)にケガはなかったが、ショック状態だという。
事件後、男は自宅に立てこもったが、駆け付けた警察官の説得に応じて投降した。検察は、両家の間には長年にわたり土地を巡るトラブルがあったとみて、動機の解明を進めている。