韓国のプロ野球リーグで、俳優のチャ・テヒョンとチョ・インソンが観戦している姿が中継で捉えられ、話題を集めた。日本のプロ野球同様、韓国でも同時期にリーグ戦が実施されており、アメリカ、日本に次いで人気のあるスポーツだという。
チャ・テヒョンは映画「神と共に 第一章：罪と罰」やバラエティー番組「1泊2日」などで知られる親しみやすさあふれる俳優であり、チョ・インソンはドラマ「その冬、風が吹く」「大丈夫、愛だ」、映画「モガディシュ 脱出までの14日間」などに出演しているスター俳優だ。
2人が目撃されたのは、7日にソウルのチャムシル野球場で行われた斗山（ドゥサン）ベアーズとハンファ・イーグルスとの3連戦のうちの2戦目。ハンファ・イーグルス側の3塁観覧席に並んで座り、試合を見守っている姿だ。前日に敗戦しているため、ファンはハンファの勝利を祈ったが、残念ながらこの日も敗北を喫している。しかもチョ・インソンとチャ・テヒョンは、相手チームがタイムリーヒットを打った際にカメラにロックオンされ、チャ・テヒョンは頭を抱えた姿が映し出されることに。
この映像はすぐさまSNS上で拡散され、ネットユーザーは「チョ・インソンが拍手しようとして手を隠し、チャ・テヒョンが頭を抱える姿はただのお父さんだよ（笑）」「面白いのに笑えない…」「チョ・インソンはすでにあきらめてるみたいで、チャ・テヒョンは少し希望を持ってるみたいだね」「まさかのイーグルスファンのチャ・テヒョンさん（笑）」などのコメントを残し、笑いを誘った。同日チョ・インソン本人も、野球場を撮影した写真をインスタグラムに投稿している。
チョ・インソンは親戚がハンファ関係者だった縁で、幼少期から筋金入りのハンファファンであると、かつて出演した番組で公言。2014年には、自身の名前入りユニホームを着用し、始球式を行っている。それ以前に、他チームからの始球式オファーを受けた時は「僕は骨の髄までハンファ・イーグルスファンだから」と言い断ったという逸話があるほどだ。
現在ハンファ・イーグルスは全10チーム中リーグ最下位、それでも生粋のファンであるチャ・テヒョンとチョ・インソンなら、奇跡を信じ惜しみない声援を送り続けるのだろう。
