埼玉県営公園での「プール撮影会」が続々中止に 共産党県議会議員団も中止要請 グラドルは嘆き止まらず

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
画像はイメージです(hallucion_7/stock.adobe.com)
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 10日に埼玉県内の公園プールで行われる予定だったグラビアタレントの撮影会が突如、中止となったことが8日に相次いで発表された。

 中止が発表されたのは、川越市の川越水上公園で予定されていた「フレッシュ撮影会」と、越谷市のしらこばと水上公園で予定されていた「東京Lilyミスヤングアニマルプール撮影会」。いずれも会場から主催社に対して、施設の貸し出し中止が要請されたことで、イベントの中止も余儀なくされた。

 「フレッシュ撮影会」主催社関係者は9日、よろず~ニュースの取材に対応。8日午前に公園側から電話で要請を受けたとし、「交渉を続けることもできたとは思いますが、出演者のスケジュールを保留にし続けるよりも、早々に決断をするべきと考え、承諾しました」と経緯を明かした。その上で「中止ではなく、何がいけないのかを示してほしかった。出演者のリストを作って提出することもできますし、何が『卑猥なポーズ』にあたるのか明らかにしていただけたら、しないように注意することもできる」と訴えた。

 川越水上公園も、よろず~ニュースの取材に回答。「県民からのご指摘ご意見を受けまして、総合的に判断しました。発端としましては、埼玉県緑地公園協会が管理している『しらこばと公園』でのイベントで、18歳未満のモデルを出演させているとか、成人であっても過激なポーズの撮影がされているという指摘を受けまして、それを踏まえて、SNS等出ている撮影会の様子を確認すると、やはり許可の条件としていた『公序良俗』に反する、過激なポーズや水着といった抵触するものがあったと確認できたので、総合的に勘案して決定しました」と説明した。

 この件に関しては、日本共産党埼玉県議会議員団が8日に、都市公園法第1条に反するとして県営公園における「水着撮影会」の中止を求める申し入れを行ったことを公表。川越水上公園の関係者は「共産党の申し入れがまったく影響していないわけではないが、それを受けて決定したわけではなく、過去からポツポツとはいただいていた県民のご意見で、このたび大きな、具体的な指摘があったため、改めて調べた結果」とした。

 この動きに、グラビア界からは反対の声が続発。グラビアアイドル・枝窪純子はツイッターで「私たちグラビアアイドルは強制され性被害としてプール撮影会に出演している訳ではありません」「もともと施設側から提示されていた規制等は守って使っています。
私たちから好きな仕事を奪わないでください」と主張。グラビアアイドル・東雲うみも「プール撮影会の件、ちょっとひどすぎてツイートせざるを得ない……一眼持ってお客さんとして行きたいと思ってたよ」とツイート。女優・月島さくらは「本当に許せない!!!水着を撮影してもらったり、ファンとお話しするイベントの何がいけないの?」、女優・稲森美優は「グラビアアイドルのプール撮影会はグラドルが望んで好きな衣装を着て参加するイベントです!」と、それぞれツイッターで憤りを示した。

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