ホリエモンが金髪に!「歌舞伎町が怖い」と告白 相席飲食店に疑問「そんなに男女の出会いを求めるの?」

深月 ユリア 深月 ユリア
金髪にイメージチェンジした堀江貴文氏。実業家として持論を語った=都内
金髪にイメージチェンジした堀江貴文氏。実業家として持論を語った=都内

 「ホリエモン」こと実業家の堀江貴文氏がこのほど、男女の出会いの場を演出する飲食店「相席ラウンジ」の経営者と都内で対談した。金髪でイメージチェンジした堀江氏は、同店舗のある東京・新宿の歌舞伎町に対して「怖い」と告白するなど意外な一面を披露。さらに、相席店への〝そもそも論〟として「そんなに男女の出会いを求めているの?」と率直な質問を投げかける一方、「AIによるマーケティング展開」を提案した。ジャーナリストの深月ユリア氏が会場に足を運び、その様子をリポートする。

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 ホリエモンは金髪になっていた。15年ぶりに髪を染めたのだという。50代になっても、さらに若々しくイメージチェンジしていた。

 堀江氏の対談相手は、来店客が異性と相席して飲食するチェーン店「相席ラウンジ」を運営する会社「オリエンタルラウンジ」代表の西山喜洋氏。6月に東京・上野で開店した新店舗のパーティーで開催されたトークショーの席上だった。この「相席ラウンジ」について、堀江氏は「自分は行ったことないんですが、そんなに男女の出会いを求めているんですか?」と率直に質問。西山氏は「出会い」よりも「気楽に行ける楽しさ」というコンセプトを強調した。

 筆者は新宿・歌舞伎町にある同チェーン店に取材を兼ねて訪れたことがある。場所は、1967年に開業した歌舞伎町のランドマーク的存在であるレジャービル「風林会館」。まさに〝ザ・歌舞伎町〟というロケーションであるわけだが、堀江氏は「歌舞伎町は嫌い、怖い」と打ち明けた。

 確かに、2002年には、このビル内の喫茶店で銃撃事件が発生するなど、かつては物騒なイメージがあったものだが、今ではすっかり雰囲気も変わって、そうした〝怖い〟イメージは払拭されている。同店では、女性は無料で飲食できるので、食事目的で来店する人もおり、あくまで個人的な印象ではあるが、男女とも気になる相手を口説こうとガツガツしていない客が多いように思えた。

 また、堀江氏は西山氏とマーケティングについて実業家の目線から語り合った。

 「マーケティングで大事なことは『数を撃てば当たる』ということ。自分もオンラインサロンを複数持っていて、成功しているものと、そうでもないものとがあります。もう一つは『ストーリー』。例えば、カレーを売るなら有名人をブランディングに使ったり、『淡路島の玉ねぎを使っている』など何らかのこだわりをストーリーにすること」(堀江氏)。

 さらに、堀江氏は社会におけるAIの発展・浸透に期待を寄せているという。同氏は「マーケティングのストーリーをAIに作らせばよいです。これからはAIの時代。多額の奨学金まで払って大学に行っても、大学の勉強が意味ないことが分かります。それより、いかにAIを使って楽をするか、ですね」と持論を語った。

 果たして、その言葉が現実の世界となるか。先行きに注目したい。

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