『ファンタスティック・フォー』などで知られる俳優ヨアン・グリフィズ(49)と元妻アリス・エヴァンス(54) の10代の娘が、父親とその恋人に対する接近禁止命令を申請した。14年間の結婚生活を送ったアリスとの間にもうけた娘エラ・エヴァンス(13)が5月末、父そして同棲中の女優ビアンカ・ウォレス(29)の接近禁止を求める書類を、ロサンゼルス高等裁判所に提出した。
デイリー・メール紙によると、エラはビアンカによる「民事ハラスメントからの保護」を申請しており、23日に法廷で審理される予定だという。またこの申請は、先週エラと妹のエルシーちゃん(9)がロサンゼルスにあるヨアンとビアンカの自宅を訪れていた際に起きたある事件を受けて、行われたとみられている。
ヨアンとアリスは現在、娘のエラとエルシーちゃんの親権をめぐって激しい争いを繰り広げている。2021年1月にヨアンは結婚生活の終焉を発表すると、同年10月には新たなロマンスを公にし、アリスが単独親権を申請すると、昨年7月にヨアンは娘2人の共同親権を申請。更にアリスに対して3年間ソーシャルメディア上での自分についての言及禁止を含む接近禁止命令を獲得していた。
ヨアンは14年間の結婚生活の間、 アリスに暴言を吐かれたと訴えており、アリスはヨアンの髪が薄くなっていると言ったり、「たるんだ女性器のような目」をしていると発言。「私の外見をバカにしていた」と主張していた。
ちなみにヨアンとアリスはともにに金銭的に困っているそうで、ロサンゼルスにある200万ドル(約2億8千万円)の家は、ヨアンの要望で支払う資金がないことを理由に売却され、アリスと娘たちは新しい賃貸の住所に引っ越していた。一方のヨアンは現在、多発性硬化症を患っているビアンカとロサンゼルスで暮らしている。