政治家女子48党の立花孝志氏(55)が2日、国会内で行われた党の定例会見に出席。同党の代表権争いで、代表を斉藤健一郎参院議員(42)とする党の登記変更手続きの進展具合について語った。
自身が党の代表だと主張する大津綾香氏(30)による地位確認の仮処分申し立てが、千葉地裁に5月26日、却下された。立花氏は決定を受け、5月30日に千葉地方法務局を訪れ、裁判所の決定書を提出。大津氏の仮処分申し立てで保留されていた変更手続きを再び行った。
この日の会見では「粛々と手続きを進めていて(法務局からの)早く連絡来ないかな…と、のどから手が出るほど待っている状態。登記が変わるかというところと、総務省がどうなるか、銀行口座が使えるようになるかという3つがある」と説明した。
立花氏は「常に最悪のことを想定して動いている感じ。来週中には登記は変更になるだろうなと思っています。それがOKになれば銀行に行く、銀行がお金を出さないとなったら次の手段に出るという流れ」と話した。
党の代表権争いにより政党交付金が入る党の銀行口座が凍結され、政女党は職員などに給料が支払われないなどの状態に陥っている。立花氏は、総務省と法務省が斉藤氏を代表と認めた段階で、凍結は解除されるとの見方を示している。