感応性難聴のため、両耳に補聴器をつけながら芸能活動を行う“補聴器の天使”我妻ゆりかのファースト写真集「わがままゆりかの天使な笑顔」(小学館)が30日に発売われる。世界遺産に登録された奄美大島を舞台に、屈託のない笑顔や、フレッシュな健康美が収められた一冊に仕上がっている。
2000年5月15日、千葉県生まれの21歳が、ファースト写真集に向けて等身大のコメントを寄せた。
―発売を迎える今のお気持ちは?
「初めてということもありすごくドキドキしていて、ハラハラする気持ちもあります!少し恥ずかしいですが、たくさんの方の手に渡ってほしいなという気持ちの方が強いです!!」
―写真集の見どころは?
「奄美大島で撮影をしたのですが、大自然に癒やされるような1冊になっているのではないかな、と思います!動物が大好きなのでヤギさんと一緒に撮影した場面がすごく気になっています!!」
―撮影中の印象に残った出来事、思い出は?
「初日にロケバスの中で『みんなと思い出作りたい!撮影終わったら花火したい〜!』とわがままを言って、3日目に皆でスーパーに花火やお菓子や飲み物を買い出しに行った時のことです。花火の前にレジャーシートを敷いて皆でご飯を食べたのですが、雨が強く降ってきて『いいじゃんいいじゃん!ぬれちゃお〜!(笑)』って笑い合ったことが楽しくて仕方なかったです。一生忘れられない思い出です。その後雨が止んで、いよいよ花火をしよう!と全員でワクワクしていたのですが、ライターの火がつかなくて、たくさん買った花火ができなかったことも忘れられません」
―補聴器は我妻さんの個性だと思いますが、この個性を通した芸能活動で、やりがいや励みを感じるのはどんな時ですか?
「私と同じ境遇の方やそうでない方も『あなたをみていると私も頑張ろうと思えるんだ、ありがとう。応援しています!』とメッセージをもらったときは、すごくうれしくて私は誰かの頑張る源になれているんだなと思えます。この活動を通さないと出会えなかった方にたくさん出会えて、とても幸せです。これからも皆にHappyを届けることが出来たらいいなと思っています!」
―今後の夢や目標は?
「タレント活動をしてないとこんな楽しい経験ができなかったです!もっともっといろんな仕事をしてみたいし色んなところへ行きたいです。そして応援してくれる方や、支えてくれるスタッフの方々、みんなが幸せな気持ちになれるようこれからも頑張っていくのでよろしくお願いします!!!」