タレントの有村藍里（３２）が２７日、大阪市内で開催された「自費研美容医療ＥＸＰＯ＠大阪」で、「なりたい自分に１ｍｍでも近づきたいあなたへ」と題したトークショーを行い、２０１９年に美容整形を公表した当時の心境を明かした。
芸能界入りした１６歳の頃から自分の容姿にコンプレックスがあり、撮影会の写真を見ても「なんかしっくりこないなあ」と違和感があったという。「歯並びが良くないかも」と歯列矯正を何年か続けても納得できなかった。ネットで調べて「輪郭矯正」という美容整形があるのを知り、しばらく躊躇していたが、とある先生から「リスクを知った上で決めてみたら」とアドバイスを受け、熟考して手術を決断した。
家族には相談せず、手術３日前に母親に電話で報告。「前向きに進めるならいいんじゃない。あなたが笑顔でいられるのなら、ママは味方だよ」と心配を押し隠して後押しをしてくれた。
手術を終えて心境に大きな変化が表れた。「思い切り笑っていいんだと思えました。笑い方も変わりました。今まで（笑うときに）口を隠していたんですけど、隠さなくていいんだって。笑顔の写真も増えました」。気持ちも前向きになったそうで「多少のことでへこたれなくなりました」と胸を張った。
「美容整形を発信することで、誰かの心を軽くできたら。アパレルブランドもさせていただいているんですけど、これらを通して誰かが前向き、笑顔になれれば」と、コンプレックスに悩む人にエールを送っていた。
