参政党 次期衆院選で他党との共闘可能性 神谷宗幣参院議員「積極的に模索していきたい」

杉田 康人 杉田 康人
国会内での定例会見に出席した松田学代表(左)、神谷宗幣参院議員
国会内での定例会見に出席した松田学代表(左)、神谷宗幣参院議員

 参政党の松田学代表(65)、副代表兼事務局長の神谷宗幣参院議員(45)が24日、国会内で行われた党の定例会見に出席。次期衆院選の1次公認候補者21人を発表した神谷氏は「全国の比例ブロックには1人ずつ候補を立て、選挙区では少なくとも100人の候補を立てたい」とした。

 神谷氏は「我々は小選挙区ですぐに勝つ、ということが難しい。比例で議席を取っていくという形を目指したい」としながらも「情勢は刻々と変わっている。今、参政党は地方議員が増えていますので、他の政治団体から一緒に選挙を戦いたいという申し出が来ております。そういうところとの連携ということも発表できるのではないか」として、他勢力との共闘をにおわせた。

 他の国政政党との具体的な連携については「話をしてるしてないということについてはノーコメント。する用意がある、ということでお願いします」とかわした神谷氏。「お話等あれば十分組む可能性はある。単独で戦っても、我々は一番小さくて支持も少ない党なので。他のところと組む可能性があれば、積極的に模索していきたい」と説明した。

 この日は、ボードメンバー(党幹部)の川裕一郎氏(51)、高井千歳氏(37)、藤本一希氏(27)も出席した。

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