株式会社ＡＣＩＬが運営する電子書籍・漫画・アニメの情報メディア「いーぶっかー」がこのほど、全国の男女１００人を対象に「あなたはマンガ派？アニメ派？」をテーマとしたアンケート結果を発表。１票差で「マンガ派」が多数となった。
「マンガ派」と答えた人からは「アニメは１週間に１回だけであまり話が進まないですが、漫画は一気に話を読むことができるからです（３０代男性）」、「アニメはテンポが悪く、イラつくことが多いから（男性５０代）」、「原作が好きな絵柄だった場合、アニメになった時の作画でがっかりすることが多いからです。また、アニメでは声優さんが自分のイメージと違っていて、同様にがっかりしてしまうことがあるからです（３０代女性）」、「アニメはマンガが原作の作品が多く、アニメ化された作品の中には、原作マンガを忠実に再現できていないことが多い（４０代男性）」などの意見が寄せられた。アニメ化して原作とイメージが異なる点にギャップを感じたり、自分のペースで読み進められることから、マンガを読むという意見が多かった。
「アニメ派」からは「色がついてきれいで、躍動感があって、ＢＧＭなどの演出も合わさって、見応えがあるからです（３０代女性）」、「アニメの方が緊迫した場面や楽しいイメージが伝わりやすいからです（３０代男性）」、「アニメは映像なので、キャラクターが生き生きと動いている姿を見ることができるからです。特に、アクションシーンは、アニメの方が分かりやすいし、迫力が増すと思います（４０代女性）」、「マンガを読むのが苦手なのでマンガは読みません。アニメは他の作業をしながらでもみられるのでアニメ派です（２０代男性）」などの回答が寄せられた。原作にＢＧＭやキャラの声が入ることで、より没入感を得られるという意見が多く、作業しながら視聴できるメリットもあげられた。
５１対４９で「マンガ派」が「アニメ派」をわずかに上回る結果となった。同社は「最近はアニメ化のクオリティーがかなり上がっていますが、根強いマンガ派がわずかに多い調査結果となりました」とまとめた。
