ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長は14日、元所属タレントの男性が19年に死去したジャニー喜多川前社長(享年87)から性被害を受けたと告発している問題について、謝罪するコメントを発表した。
事務所の公式サイトに掲載された動画で、藤島ジュリー社長は「何よりもまず、被害を訴えられている方々へ深く深くおわび申し上げます」と頭を下げた。また「関係者の方々、ファンの皆様に大きな失望と不安を与えてしまいましたことを、重ねておわび申し上げます。大変遅くなりましたが、各方面よりいただいていたご質問に対して、このあと書面にて回答させていただきます」とも述べた。文書は一問一答で回答する形式で公開された。
再発防止策については、コンプライアンス委員会を立ち上げたとし、匿名相談窓口の設置や、未成年者への保護者同伴の説明会の実施に取り組むとした。第三者委員会については「ヒアリングを望まない方々も対象になる可能性が大きい」などとして設置はしない考えを示した。