アニメ「魔法科高校の優等生」水尾佐保役などで知られ、ファッション雑誌「Popteen」元モデルの美人声優・石飛恵里花が14日、幕張メッセで開催された複合型ゲームイベント「DreamHack Japan 2023 Supported by GALLERIA」で、ゲーム「ぷよぷよ」の2on2エキシビション大会に選手として参加した。
初心者ながら〝強敵〟相手に精いっぱい食らいついた。最後の試合では”3連鎖”を決め存在感を示した石飛。「緊張でずっとおなかが痛かったです。練習したダム積みが1回も成功できなくて悔しかった。またチャレンジする機会に向けて一生けん命練習を続けたい」。リベンジを誓い、ステージを後にした。
「ぷよぷよ」の公式大会では初となる「2on2」のチーム戦。「ぷよぷよ」シリーズのプロライセンス取得者を含む招待選手と予選を勝ち抜いた一般選手が抽せんでタッグを組んで戦う。全10チーム。2勝先取で2セット先取したチームが勝利となる。
石飛は「初心者もいいところ」と話す通り、選手としてゼロからのスタートだった。大会に備えプロ選手の指導を受けながら4日ほど練習に打ち込んだ。ペアになったしなしなまん選手と戦う初戦の相手は、ぷにちゃん選手と柊選手。共に「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 ぷよぷよ部門」の小学生の部で優勝経験がある〝強敵〟だ。
連携攻撃が重要となるチーム戦。1セット先取された後に設けられた20秒間の作戦タイムで石飛は、しなしなまん選手と目を合わせ、身ぶり手ぶりを交えながらコミュニケーションを取っていた。
敗北後、悔しそうな表情を見せた石飛がしなしなまん選手に手を合わせ「ごめん」のポーズを見せると、笑顔で応えられていた。石飛は「自分が戦ってみて改めて、大会に出場されてるみなさんってほんとにすごいんだなって思いました。飛車ちゅうさん(プロ選手)に教えてもらったことが今日、あんまり生かせなかったので練習を続けてまたリベンジしたい」と拳を握った。
大会はマスクマン1(momoken)選手とテルル選手のペアが優勝した.。