カフェインの濃度と量をマッピングした結果が話題 日本のある高級品が意外な多さ

近藤 リナ 近藤 リナ

カフェインの濃度と量を分かりやすく表したグラフが注目を浴びている。

「いろんな飲み物のカフェインを濃度と量でマッピングするとこうなる」

とこのグラフを紹介したのは食品科学の研究者として活動しているじゃぐさん(@food_juggle)。 

グラフを見てみると、ブラックコーヒーや眠気覚ましドリンクに含まれるカフェインが高濃度かつ量が多いことが分かる。意外だったのは玉露のカフェイン濃度が、眠気覚ましドリンクほどではないがブラックコーヒーよりはるかに濃いことだ。玉露と言えば日本茶を代表する高級茶だが、一般的なお茶と異なり、こんなに多くのカフェインが含まれていたのかと驚かされる。

カフェインは神経を興奮する作用を持っており、少量であれば眠気覚ましや集中力向上といったメリットがあるが、過剰摂取した場合はめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震えや不眠などさまざまな症状を引き起こす可能性がある。

ジャグさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは

「スタバはカフェイン量明示してくれてあってすきです」

「いつも勉強させていただいてます。カフェオーレが抹茶より多いのに驚きました。」

「恐ろしい…家でコーヒーを飲むときはノンカフェインのコーヒーにしてます😭」

「今までレッドブル飲んでたけど明日からウーロン茶とエナドリ味のラムネでいい気がする」など様々な声が寄せられている。

最近は仕事や勉強をする際の眠気覚ましのために、多くの人が高濃度のカフェインの入った飲料を摂取する傾向にある。だからこそ、この投稿が多くの働く人や勉強する人の目に止まったのではないだろうか。

 ジャグさんはコメント欄にて「お茶コーヒーは濃度もだが飲む量の影響は大きい」や「カフェイン目安量を全公開する会社と一切しない会社で二分されている」など指摘している。どの飲料を選ぶかだけではなく、飲む量をコントロールすることの大切さにも気付かされた。 

ジャグさんは「想像以上にコーヒーなどからカフェインを多量に摂取されている方が多く、その方々に対して普段の飲用習慣などにたいして何か少しでも気づきになっていれば幸いとは考えております」とのこと。もしも読者のみなさんで、「マッピング上位に入る飲料を常時飲んでいる」「ある飲料を多量に摂取している」など心当たりのある方は、普段の習慣を見直してみるいい機会かもしれない。

 

ジャグさんの関連情報

Twitterアカウント:https://twitter.com/food_juggle

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