英国のウィリアム皇太子は20日、イングランド中部・バーミンガムを訪問した際、妻のキャサリン妃と立ち寄ったインド料理レストラン「インディアン・ストリタリ」で、客からかかってきた予約の電話に身元を明かさずに応対した。
電話の子機を手にしたウィリアム皇太子は「ご用件をうかがいます」と話し始め、店員に確認しながら客に場所を伝えたり、レストランの混み具合などを説明。
「2時半からでいかがでしょうか。だいたい1時間以内です。あいにく、ただいま混み合っておりまして」とよどみなく答え、最後は客の名前をしっかりと確認。「では、2時15分にお待ちしております。失礼します」と、予約電話を受け付けた。無事に応対が終わると店内は盛り上がり、間近で成り行きを見ていたキャサリン妃も笑顔を浮かべた。
皇太子はこの店で、ダーツなどにも挑戦したという。