俳優のブラッド・ピット（59）が、購入したロサンゼルスの家に元々住んでいた老人に立ち退きを求めず、邸宅を無料でレンタルしていたことが明らかになった。ブラッドは1994年にロス・フェリス地区の豪邸を170万ドル（約2億2600万円）で購入。その後、隣接する不動産が売りに出た際には即飛びついていたという。
そして妻と死別したジョンという男性（当時90歳代前半）の家を買い取った際に、ブラッドはジョンと取引をし、彼が亡くなるまで家賃を取らずに住むことを許可したそうだ。
今回、元々の家をブラッドに売った女優、カサンドラ・ピーターソンがピープル誌に裏話をこう語っている。
「敷地の端に隣接する家が22軒ぐらいあったと思う。ブラッドが購入したのは全て。妻に先立たれたジョンが住んでいました。ブラッドは彼にとても親切で、ジョンに家賃を払わなくても住んで良いと言ったと聞いている。興味深いことに、ジョンは105歳まで生きたのよ！」
「ブラッドは、よく考えていたと思うわ。次の瞬間には亡くなってしまうかもしれないけど、死ぬまでそこに住めばよいと思っていたのよ」
ブラッドに最初の不動産を売却後、別の不動産を近隣に購入し、隣人として友好的な会話を楽しむこともあったというカサンドラだが、ある時ガレージでシャツを脱いでトレーニングしているブラッドを見て気絶しそうになったというエピソードも披露していた。
ブラッドは3月、2016年に元妻のアンジェリーナ・ジョリーと離婚するまで、6人の子どもたちと一緒に住んでいたこの不動産を約4000万ドル（約53億3000万円）で売却。スケートパーク、テニスコート、鯉の池、複数のスイミングプールを備えた豪邸は、オフマーケットで取引されたと情報筋が伝えていた。
