人気俳優がカメオ出演した映画が話題 監督が「軽い気持ちで依頼」→まさかの快諾

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ブラッドリー・クーパー
ブラッドリー・クーパー

 俳優のブラッドリー・クーパーは、映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」の監督から「軽い気持ち」でカメオ出演を依頼されたという。ブラッドリーと、短命のテレビシリーズ「キッチン・コンフィデンシャル」で一緒に仕事をしたことがあり、その後も連絡を取り合っていたというジョン・フランシス・デイリー監督は、ブラッドリーにカメオ出演を依頼したところ、本当に返信がきてびっくりしたそうだ。

 ジョナサン・ゴールドスタイン監督と共に同作の脚本兼監督を担当したデイリーは、ブラッドリーに映画のラフカットを見せたところ、戦士ホルガの前夫のマルラミンとしてカメオ出演することを承諾してくれたことを明かした。デイリーはエンターテイメント・ウェークリー誌に「ブラッドリーに私たちと一緒に一日を過ごしに来てくれないかと思いつきで尋ねたんだ」「彼に映画のラフカットを送ったら、幸いにも彼は本当に返信してくれた」と語った。

 映画の初期カットでは、デクスター・フレッチャーがこの役を演じており、監督たちはコロナ禍で撮影に制限があったため、デクスターが好意でそうしたと説明しているものの、製作側は始めから、知名度の高い人がこの役を演じることを望んでいたという。ジョンはこう説明している。「デクスターは素晴らしかった。でも私たちの意図としては、ドアを開けた瞬間に観客が思わず息をのむような人をこの役に起用することだった」

 また戦士ホルガ役のミシェル・ロドリゲスはブラッドリーのキャスティングによってその瞬間がさらに面白くなったとして、「一瞬、キャラクターを失ったような気がした。パロディの中のパロディのような感じがあったわ。そして、創作の世界に戻るの。というのも、一瞬、誰もが映画の中のキャラクターについて考えていなかったと思う。ただ、ブラッドリー・クーパーというアイコニックな俳優が、スクリーンの中でセレブリティであることを見ているだけなのよ」「オースティンのSXSWでのプレミア上映の際、観客は皆、一瞬びっくりしていた。本当に面白可笑しかった瞬間だったわ」と語っている。

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