人気ロックバンドのボーカル、41歳で急死 大腸がんの闘病3年も力尽く

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
空想委員会
空想委員会

 人気ロックバンド・空想委員会のボーカル・三浦隆一さんが、今月3日に41歳で死去していたことが7日、分かった。バンドの公式サイトで発表された。

 サイトでは「空想委員会に関するお知らせ」と題した文書を掲載し、「空想委員会のボーカル三浦隆一が、3年にわたる大腸がんとの闘病の末、4月3日に永眠致しました。享年41歳でした」と報告。「三浦さんは、今年空想委員会ワンマンライブツアー『WelcomeHome』の開催を発表し、作曲活動や新作リリースなど、例年よりも更に精力的な活動を目指し、病気と闘いながらも真摯に音楽と向き合っていました。そんな中での突然の悲報に、メンバー、スタッフ共に深い悲しみに襲われています」と明かした。

 三浦さんは3月20日、自身のツイッターで、大腸がんのため入院していることを発表。「いつまでどこまでやれるかわからないけど、最後の最後まで大好きな音楽をやり続けたいので希望を捨てずに頑張ります」と決意をつづっていた。

 空想委員会は2010年1月、三浦さんとギターの佐々木直也、ベースの岡田典之の3人で結成。11年12月にアルバム「恋愛下手の作り方」でインディーズデビューし、14年6月にアルバム「種の起源」でメジャーデビューした。

 19年4月1日をもって当時の体制での活動を終了し、メンバー個人の活動を展開。約2年間の休止期間を経て、21年4月に活動再開を発表していた。岡田は19年4月、新潟のご当地アイドル・NegiccoのNao☆と結婚。佐々木は今年2月15日をもって「一身上の都合」で活動を休止した。

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