女優ブルック・シールズ(57)が、出演したドラマ『フレンズ』での指舐めシーンを見た元夫アンドレ・アガシが、狂乱しテニストロフィーをすべて壊してしまった過去を明かした。1996年のエピソードにゲスト出演したブルックは、マット・ルブラン扮するジョーイ役につきまとうエリカ役を演じ、レストランでジョーイの手を舐める場面があった。
ブルックはニューヨーカー誌にこう振り返っている。「アンドレは観客席で見守っていたけど、飛び出して行ったわ」「彼は、『みんなが僕をバカにする。君の態度でバカにされる』って言ったの。私は、『コメディよ!どうしちゃったのよ!』って」
さらに、怒りが収まらなかったアンドレは、自宅でトロフィーをすべて壊してしまったそうで、その理不尽な行為はドラッグのせいだったとブルックは続けた。アンドレは自伝の中で覚醒剤(クリスタル・メス)を服用していたことを認めており、怒り狂った事件の際に服用していたことをブルックは後で聞いたそうだ。
ブルックとアンドレは、このエピソードが放送された1年後に結婚した。 しかし、アンドレのドラッグ中毒が原因で1999年に離婚している。
2001年に結婚した夫クリス・ヘンチーとの間に2人の娘を持つブルックはまた、当初、同エピソード内で自分のストーカー気質の役柄や指を舐める場面を『フレンズ』のプロデューサーが望んでいたわけではなく、話し合っているうちに決定したことだと明かした。
ただ、この結果、自身のシットコム『ブルック・シールズのハロー!スーザン』をオファーされることになったそうで、「突然、エネルギーが変わり、スーツを着た男性たちがスタジオに入ってくるようになった」「翌日には、自分のテレビ番組をやりたいかと聞かれたわ」と語っていた。