野球日本代表・侍ジャパンがWBC優勝に輝いた決勝・アメリカ戦。テレビ朝日系で生中継された試合は、平均世帯視聴率42.4%を記録した(数字はビデオリサーチ日報調べ、関東地区)。家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「注視」を測るREVISIO株式会社はこのほど、同中継において視聴者がどのシーンに最も釘付けになったのか、毎分の注目度データを使って分析し、その結果を公開した。
最も注目されたシーンは、日本が3-2と1点リードして迎えた九回2死、大谷翔平投手とマイク・トラウト外野手の対戦(午前11時43分)で、注目度は77.6%を記録。カウント3-2、大谷が投じたスライダーにトラウトのバットは空を切り、日本の14年ぶりの優勝が決定。日本列島が歓喜に揺れたシーンが1位に輝いた。
2番目に注目されたシーンは、メダル授与のシーン(午前11時58分)で、76.2%を記録。メダルをさげ、大会MVPの盾を受け取った大谷が記念写真を撮影するまで注目された。また、3番目に注目されたシーンは、六回2死満塁で迎えたヌートバー外野手の打席(午前10時43分)で、74.3%を記録。アメリカを突き放す一打を国民が期待したが、惜しくも右飛に倒れた打席だった。
◆分析データ
対象日時 2023年3月22日 午前7時から午後1時
放送局 テレビ朝日
属 性 個人全体
地 域 関東エリア(2000世帯)
◆注目度
テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合