過去4大会は16カ国の出場だったが、今大会は4カ国増えて20カ国になった。次回の第6回大会は3年後の26年に開催される予定だが、次回大会では過去いずれも米国で行われてきた準決勝、決勝を別の国で行う可能性はあるのか、全出場国が開催地に集まり、日本と米国が1次リーグから同組となって対決するプランはあるのだろうかなど、期待を膨らませるだけでも今から待ち遠しい。
この件に関して前述のMLB関係者は「会場や組み分けに関しては、開催前年に話し合われるので、現時点では答えられない」としたが、別の大会関係者は「見ている人に喜んでもらえるエンタテインメイトを提供し続けたいと思っている。時間の許す限り、いろんな可能性を探っていきたい」と語るなど、サッカーのW杯に負けない魅力満載のコンテンツを目指していく方針を示した。
3大会ぶりの世界一を目指す侍ジャパンの勝敗とともに、今後のWBCの行方にも注目している。(デイリースポーツ・鈴木健一)