パリス・ヒルトン(42)が、体外受精(IVF)の治療中に注意欠如・多動性障害(ADHD)の薬を処方されたことを明かした。1月に実業家の夫カーター・レウム(42)との間に代理出産で第1子フェニックス・バロン・ヒルトン・レウム君を迎えたが、妊娠への試みは肉体的にも精神的にも負担が大きかったと明かしている。
タイム誌がパリスの近日発売予定の自叙伝から抜粋して掲載した記事によると、パリスはその中で過酷な不妊治療について「毎月の注射、何度かの採卵処置、さらに多くのIVF注射、新しいADHD治療薬、私の生まれつきの混沌とした状態など、大変だった。注射は痛いし」「時には、もう我慢できないと感じていた」と語っているという。
そして、パリスは、問題を抱えた10代の若者のための学校で受けた虐待が自分の体にあまりにも強く影響しており、子供を持つに十分に「治って」いなかったという結論に達したようで、「10代の頃に経験したトラウマから、自分の心と体が完全には治ってなくて、多分これからも完全には治らないという事実に向き合わなければなかった」と綴る。
新しい赤ちゃんと一緒に家庭的な至福の時間を過ごしていることについて、パリスはこう語っている。「でも2年後、私たちはついに1月、代理出産で息子を授かった」「彼は私のすべてで、私が育てるべき子供だった」「20歳代前半にあの難しい選択をしていなかったら、この人生はなかったと思う。女性は生殖の運命をコントロールする必要がある。自分自身を知り、信頼し、自分にとって何が正しいのか、それがいつなのかを知り、運転席に座る必要がある」
パリスは22歳で中絶するという苦渋の決断を下したことを、回顧録で明らかにしているが、カーターと出会うまでは「永遠の」ロマンスなどあり得ないのではないかと恐れていたとも話している。
「夫となるカーターに出会うまでは、永遠の愛を確信できなかった」「カーターとは、生まれて初めて完全な情報開示を前提にした交際を始めた。慎重に秘密にした別の場所を持たない関係を築いた。私たちはお互いに正直だった。クレイジーな考えでしょ?まずそれを自分のものにして、その後それを共有する」「私たちはよく笑い、思案し、感謝することに時間をかける。私たちは仕事、家、仕事、そして犬も愛してるの」