卒業&入学シーズン目前!年代物ブランド服をワンポイントで取り入れる「着回しコーデ」で脱マンネリへ

こずえ こずえ

 卒業式や入学式のシーズンに入り、ママたちは何を着て行こうかと迷う反面、「頻繁に着ない服にそれほど大きな出費はできない」というのがホンネではないでしょうか。そんなママたちの間で今、新しい節約術として、年代物のブランド服を活用した着回し術が注目を集めています。バブル時代を過ごした、ママたちの母親世代(現在50代〜60代)が若い頃に購入し、今だと少し時代を感じさせるブランド服を、ワンポイントだけ取り入れることで高級感あるお洒落ママに変身できるというのが、その話題の着回し術です。

 そこで今回、小学校6年生と幼稚園の年長さんの子どもを持つリョウさん(31歳)とその母親である都さん(64歳)に協力してもらい、年代物ブランド服の着回しコーデに挑戦してみました!本当にお洒落ママになれるのでしょうか? 乞うご期待!

80年代に購入したブランド服がズラリ!

 当時、流行したという肩パットが強烈に入ったものや、「当時はこれで会社に行っても普通だったよ」という言葉が疑わしいほどの派手すぎるスーツをズラリと並べてもらいました。リョウさんは「肩パットは、今もまた流行ってきているからそのまま着ても良さそう。派手なスーツはインナーを控えめなものにすればうまく着こなせると思う」と、母親の服を見比べながらコーデの方法を考えていました。

 ちなみに、当時のブランド服をそのまま着てみると……。そのまま式典に着ていくのは難しいと感じました。

年代物ブランド服でもお洒落に着こなせちゃう!

 こちらが、リョウさんと都さんが相談しながら考えた着回しコーデです。



 どちらも、ピエール・カルダンの服を挑戦してみました!

1)ピエール・カルダン×量販店で購入した800円のレース


 「そのまま着ると、どうしても重たい印象になるように思ったので、あっさりとしたデザインのレースをインナーに合わせてみました。引き締まった印象になったように思うのですが、いかがでしょうか?」と、リョウさん。また、セットアップのジェケットをそのまま着用するのではなく、ストールなどを羽織ると、ブランド服の主張を抑えられ、式典にピッタリな控えめなファッションになったように思います。

2)ピエール・カルダン×セカンドストリートで購入した600円のシャツ


 リョウさんは、「色の薄いブラウスの中に黒っぽい色を入れてみまいた。落ち着いた印象になると思うので、式典でも大丈夫かなと思いました」と、ファッションのポイントを教えてくれました。こちらも、やはりセットアップだとブランドの印象が強すぎますが、中身をファストファッション系でかためることで、今っぽいファッションに仕上げられたのではないでしょうか。 

 なかなか着慣れないブランド服ばかりでしたが、色々と工夫していくと、ファストファッションよりも高級感があり、今流行のナチュラルさも感じるスタイルに仕上がったように思います。ぜひみなさんも、お母さんが着なくなったブランド服をうまく着こなし、いつもと違うファッションで子どもさんとの大切な思い出を作ってくださいね!

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