学生男女64.6%が「転職ありき」で就活中 タイミング「5年以内」70.8% 「収入よりやりがい」が半数以上

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
画像はイメージです(milatas/stock.adobe.com)
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 キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を開発・運営する株式会社ライボの調査機関『Job総研』がこのほど、就活中の学生男女127人を対象にを実施した結果を公表した。

 将来に対する自身の理想像については「明確にある」が24.4%で、「漠然とある」が55.9%になり、合算した80.3%は理想像が”ある派”の回答。一方将来への不安の有無については「とても不安がある」17.3%、「不安がある」が19.7%、「どちらかといえば不安がある」36.2%を合算した、73.2%が”不安がある派”となった。将来に不安があると回答した93人に内容を聞くと、自身のキャリアや収入に対するものが顕著だった。

 働くことへの考えでは「すごく楽しみ」11.8%、「楽しみ」26.8%、「どちらかと言えば楽しみ」26.8%を合算した65.4%が”楽しみ派”の回答。また働くことへの意欲では「すごく働きたい」14.3%、「働きたい」35.4%、「どちらかといえば働きたい」28.3%を合算した78.0%が”働きたい派”となった。一方で全体の22.0%になる127人中28人が”働きたくない派”の結果となった。

 就職後に転職を考えるタイミングについては「計画的に転職をしていく」が36.3%で最多となり、次いで「1社でできるだけ長く働きたいので転職はしない」が35.4%、「自分に合っていないと感じたらすぐに転職をする」が28.3%と続き、全体の64.6%が「転職ありきの考え」だった。

 ”転職をする派”と回答した82人に就職後に転職をする理想のタイミングを聞くと「5年目」が37.8%でトップ。次いで「3年目」が24.4%で、全体的には5年以内の転職が70.8%という結果に。

 「収入」と「やりがい」どちらを重視するかについては、「絶対にやりがいを重視」6.3%、「やりがいを重視」14.2%、「どちらかといえばやりがいを重視」36.2%を合算した、56.7%が”やりがい重視派”となった。また”やりがい派”を回答した72人に対してどのようなことにやりがいを感じるかを聞くと、「自分の成長を実感できること」が54.2%で最多となり、「仕事で社会貢献を実感できること」が48.6%、「関わった人から感謝をされること」が47.2%と続いた。

 初任給の理想額(記述回答から集計)を聞くと、最頻が25万円、平均が27.9万円、中央値が26万円になり、最低希望額では、最頻が20万円、平均が22.1万円、中央値が21万円だった。

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