ポルトガルに住む30歳の雄犬「ボビ」が世界最高齢の犬としてギネス世界記録に認定された。1992年5月11日生まれのボビが、1939年に29歳5カ月で死去したオーストラリア在住の犬の記録を破った。
同種の平均寿命は12年から14年とされている。ポルトガル原産の純血種ラフェイロ・ド・アレンティジョのボビの年齢は、ポルトガル政府公認のペットに関するデータベースから立証される結果となった。
ポルトガル西部レイリアの村で暮らしているボビについて、飼い主のリオネル・コスタさんは、長寿の秘訣は「静かで平和な環境」と話している。更にコスタさん一家と同じものを食べ、チェーンやリードを付けたことは一度もないそうだ
一方、高齢によって歩行と目に不自由があるという。「ボビは長年戦士でい続けています。その秘訣は彼のみぞ知るところです。犬の平均寿命を考えても簡単な事ではありません」「その成功は彼がしゃべらなければ分かりませんよ」