格闘家で実業家の朝倉未来が絵本に進出した。原案を担った「キミと はじまりの森」(作・永田えほん)が1日、小学館から発売された。「やさしさとは?」「強さとは?」「仲間とは?」路上の伝説、朝倉未来のスピリットが凝縮された物語絵本!と、キャッチコピーが付けられた。
発刊のきっかけは、格闘家・Youtuber・起業家・プロデューサーとして幅広く活躍中の朝倉未来が、自ら原案を手がけた物語「キミと はじまりの森」の本と、皆で遊べるようにとサッカーボールを、昨年11月、児童養護施設に寄贈したこと。さまざまな事情を抱えた子どもたちへのプレゼントとして、全国の施設に贈られた作品を目にした編集担当者が「いろいろな世代の人にも読んでほしい!」と感激し、発売に至った。
気弱な少年が突然、動物だけの世界に迷いこみ、“最強の悪のクロヒョウ”が支配する森を舞台に、少年が個性的な動物たちと出会い、成長を始める物語。「感動のギミックがビシビシ散りばめられた登場キャラクター、読みがな付きのやさしさあふれる文章、ずっとながめていたくなる味わい深い絵…で、キミを『はじまりの森』にいざないます!心が折れそうなときに読めば、未来の扉が開かれる!!」とPRされた。
絵と文は、今作で絵本作家デビューを果たした永田えほん氏。イラストレーター、動画クリエーターとしては、「たねのはなし」「暗闇がキライなおばけのはなし」などを手がけた。今回のデビューに際して「この本はたくさんの方々によって作られました。自分を信じ、感謝の心を忘れずに歩んでいけば、きっと夢は叶うと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。みなさまのすばらしい未来を楽しみに応援しております!」と談話を寄せた。