【漫画】頭出し?インセプションデッキ?社会人1年生の恥ずかしい勘違いから学ぶ、ほのぼのエッセイが人気

橋本 未来 橋本 未来

 社会人1年生が最初に直面する壁ともいわれるのが、ビジネスの場面で頻繁に使用される通称“ビジネス用語”。耳馴染みのない言葉が多いため、初めて触れた瞬間に思わずフリーズした人や、聞き間違えて恥かしい思いをしたという人も少ないないだろう。

 もともとITベンチャー企業でデザイナーをしていたという漫画描きのカゲワサビさん(@AoiKageyama)は、そんなビジネス用語にまつわる恥ずかしい経験をほのぼのとしたギャグエッセイとして発表し、SNSを中心に人気を集めている。

 そこで今回は、カゲワサビさんにそうしたエッセイ漫画を描くきっかけや創作の思いについて話を聞いた。また、特別にエッセイ漫画と「不穏な4コマ漫画」と題された作品も併せて紹介する。

読んでくれた時間を良いものにしたい

 数々の実力派漫画家を輩出している、漫画スクールのコルクラボマンガ専科に所属し、今の漫画の勉強中だというカゲワサビさん。漫画創作を行うようになったのは、小学生の頃だと話す。「小学生の頃から絵を描くことが好きで、 その流れで自由帳に漫画を描きはじめました。 まわりの人が読んで面白いと言ってくれるのが嬉しく、将来は漫画家になりたいと思い始めましたね」

 そんなカゲワサビさんが描く作品の持ち味といえば、なんとも言えないほのぼのとした作風だ。ギャグ要素やスパイスが効いた作品もあるが、SNSで発信される漫画家の手本とも言える、やさしい作品が多い。この点について、「『読んでくれた時間を良いものにしたい』という思いを持って、できるだけ面白い漫画になるように意識して制作をさせていただいております。絵に関しても、温かみがありつつポップな配色を心がけて魅力が出せるように 意識しています」と話してくれた。

 「まだ、商業誌で掲載されたことがないので、 商業誌に自身の漫画を掲載いただけるように 編集部持ち込みに力を入れていきたいと考えています」と語る、カゲワサビさん。漫画業界の中で主流になりつつある、ほのぼの系作品の旗手として活躍する日もそう遠くはないだろう。今後も活躍を期待したい。

<カゲワサビさんInformation>
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