中国、コロナ「1回かかったから大丈夫」のうわさ流布「TVタックル」が紹介

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 テレビ朝日
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 テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」が22日放送され、ゼロコロナ政策からウイズコロナに転じた中国で広まっている通説が紹介された。

 ANN中国総局長の冨坂範明氏が中国からリモート出演し、現地の様子などを伝えた。感染状況については、ゼロコロナの解除で「一気に感染が爆発しました。その代わり、収まるのも早くて北京ではほとんど収まっている実感があります」と伝えた。

 さらに「9割の方がすでに感染している」と分析。コロナに感染したことのない人への配慮があるといい、感染経験のない冨坂氏も「なかなか飲み会に誘ってもらえなくなった」と実体験を語った。「コロナにかかった人たちは『もう大丈夫』と思ってますから、みなさん飲み会に行くんですが『あなたはかかると悪いから誘わないでおくね』って逆に肩身が狭い」と例を示した。

 ここでタレント・大竹まことが「『1回かかったら、もうかからない』っていう風に伝わってきてるんですけど。日本では2回も3回もかかってる人いますけど、そっちでは1回かかったら『免疫できてるから大丈夫』っていう話なんですか?」と質問。冨坂氏は「みなさんそう思ってる、というのが実態ですね」と中国での考え方を伝えた。

 海外での第2波、3波の情報も伝わっているが「『治ってうれしい』という気持ちが多くてですね、次に備えるというマインドにはなってないのかなという感じです」とコメント。ここで中国出身の女優・高陽子は「わたし、1回かかったんですけど、大丈夫だと思い込んでました」と現地と同じ感覚だと明かした。

 ほかにも「桃の缶詰がコロナに効くということで、店から消えたことがありました。逆にみかんを食べると抗原検査に陽性がでてしまうといううわさも広がりました」と紹介した。さまざまなうわさはメッセンジャーアプリ「WeChat」で広まることが多いという。

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