有名バンドのメンバー64歳で死去 クリスマスを家族と過ごし帰らぬ人に  

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 アラン・ランキンさん
 アラン・ランキンさん

 ロックバンド・アソシエイツの創設メンバーのアラン・ランキンさんが死去した。64歳だった。スコットランド出身のミュージシャン兼プロデューサーで同バンドのキーボードとギター奏者だったアランが3日、帰らぬ人となったことを2人の息子カラムとハミシュ・ランキンがフェイスブックに発表している。「クリスマスを家族と過ごしてから少しして自宅で安らかに亡くなりました。素晴らしく親切で愛すべき人でした。その不在が惜しまれることでしょう」

 息子達は、父親にとってコミュニティが大事な意味を持っていたとしてアランのフェイスブックページをそのままにしておくことを約束、ファンの人々にその人生と音楽を祝福してほしいと続けた。

 アランは、キャバレーバンドのカスピアンでミュージシャンとしてのキャリアをスタート、その後ビリー・マッケンジーと共に同バンドはアソシエイツとなり、1980年代前半に3枚のアルバムをリリースした。

 しかし1982年にアランは同バンドを脱退、プロデューサーとして、ポール・ヘイグやペイル・ファウンテンズらの楽曲を手掛けた。一方1986年からソロアーティストとして活動を開始、ベルギーのインディーレーベル、レ・ディスク・デュ・クレプスキュールから3枚のアルバムを発表している。

 今回の訃報に同レーベルは「素晴らしい作家、ミュージシャン、プロデューサー、1980年代最高のポップバンド(アソシエイツ)のうちの1人」とアランを称えるコメントを残している。

 他にもアランはスコットランドのグラスゴーにあるストウ・カレッジで講師を務め、学生らによるレコードレーベルの設立に助力、そのレーベル、エレクトリック・ハニーはその後、ベル・アンド・セバスチャン、スノウ・パトロール、ビッフィ・クライロらのキャリアを支援した。

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