ミュージシャンのモリッシー(63)がロサンゼルスでの公演を30分で取り止めた。12日に行われたグリーク・シアターでのソロコンサート中に、突然ステージを後にしたモリッシー。残されたバンドメンバーが観客に「申し訳ありません。不測の事態でコンサートを続けることができなくなりました。本当に申し訳ありません。次回またお会いしましょう」と告知する結果となっていた。
その後モリッシーのインスタグラムのページには「昨夜はLAのライブに来てくれてありがとうございます。私たちは皆さんを愛し、そのサポートに感謝しています。詳細はまた追ってお知らせしますのでどうかお待ちください」とメッセージがつづられている。
多くのファンらはネット上でモリッシーが「寒すぎる」と苦情を言っていたことを指摘したものの、モリッシー側は中止の理由を明らかにしていない。
そんなモリッシーは2020年に自身のレーベルだったBMGから契約を打ち切られていたが、来年は14枚目となるスタジオアルバム「ボンファイア・オブ・ティーンエイジャーズ」をリリースする予定だ。
昨年は「俺の人生で最低の年は、俺の人生で最高のアルバムと共に締めくくられる」と語っていたモリッシー。所属レーベルから干されたことに対しては「2020年の容赦なしの衝撃的恐怖からの完璧な継続だ。何かポジティブな事が起こるのを期待するのは狂気の沙汰だろう。BMGからの俺の3枚のアルバムはキャリアの中でも最高のものだった。死ぬまでそれを誇りに思うだろう。そのレコーディングは人生で重要な時期だったし、それに関わった元BMGのチームや全ての人に感謝している。自分のやりかたで音楽をやることは依然俺にとって重要な事で、所属アーティストはこうあるべきだと独裁するレーベルにいるのはごめんだ。才能という言葉が全く言及されない場合は特に」と続けた。
音楽の他、その言動でも注目を集めるモリッシー以前は、ハラール肉を「邪悪」と呼び話題となっていた。