ヘンリー王子「父を取り戻したい」 チャールズ国王との親睦を熱望

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 ヘンリー王子
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 ヘンリー王子(38)が新たなインタビューで、父親であるチャールズ国王を自分の人生に取り戻したいと訴えている。今年5月6日のチャールズ国王の戴冠式に、妻メーガン妃と共に招待を受けるとされているヘンリー王子だが、今回のインタビューで、イギリス王室はアメリカに渡った自分と和解する気は全くないと続けていた。

 さらに、王室は自分たちに関するストーリーを植え付けメディアにリークしたと明かし「決して不平を言わず、弁明せず」という王室の伝統を密かに破っていると非難している。

 10日発売の自伝本「スペア」に先駆け、英ITVと米CBSそれぞれのインタビューが8日に放送予定のヘンリー王子は、カリフォルニアで撮影されたITVの90分番組の予告編で司会のトム・ブラッドリーに「こんな風になる必要性は全くなかったのです。リーク、植え付け…。私は家族が欲しいのであって、機関ではありません。彼らは私たちを悪者としてキープしておきたいとでもいうように、和解の素振りを全く見せません。私は父を取り戻したい、兄を取り戻したいのです」と話した。

 ちなみにヘンリー王子は最近、ネットフリックスのドキュメンタリーシリーズ「ハリー&メーガン」で兄ウィリアム王子(40)から怒鳴られた経緯を明かしていたところだ。

 一方、CBSとのインタビューでヘンリー王子は「私が個人でやろうとすると毎回、自分と妻に対し不利になるようなリークや植え付けがあるのです。ロイヤルファミリーのモット-は『決して不平を言わない、弁明しない』です。しかしそれはただのモットーに過ぎず、実際には通用していません。リークを通して延々と不平と釈明があるのです。記者に満足させる情報を教え、その情報を得た記者がストーリーを書くのです。最後には記者からバッキンガム宮殿からのコメントの入手に漕ぎつけた、と書かれる具合です。実際にはバッキンガム宮殿がコメントを流しているのです。この6年間私たちは、『あなたたちを守るために声明を出すことはできない、家族を守るためには自分でやってくれ』と言われました。沈黙は裏切りとなったのです」と語った。

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