大腸がん闘病中のペレ氏、症状悪化でさらに入院続く 娘はファンに祈りを呼びかける

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ペレ氏
ペレ氏

 サッカーの元ブラジル代表で、W杯に3度優勝し「王様」と称されペレ氏(82)が、がん症状が悪化していることからクリスマスを病院で迎えることになるという。2021年から大腸がんの治療を続けており、娘のケリー・ナシメントさんは、祈るようファンに呼びかけている。

 21日、サンパウロのアルベルト・アインシュタイン病院の医師団が声明を発表。今後も入院を続けることを明らかにした。

 「11月29日から大腸腫瘍への化学療法と呼吸器感染症の治療の見直しで入院しているエドソン・アランテス・ド・ナシメント(ペレ)は、がん症状が進行し、腎臓と心臓の機能障害のさらなるケアが必要となっています」

 一方ケリーさんは、インスタグラムにメッセージを投稿。

 「彼に向けたあなた方の愛、あなた方のストーリー、あなた方の祈りが、私達が一人ではないと思わせてくれ、巨大な安らぎとなっています」

 「この部屋をサンバのパレードにしましょう(冗談です)。(ブラジルを代表するカクテル)カイピリーニャも作りましょう。(冗談ではありません!)」

 新型コロナ感染で呼吸器感染症が悪化したことにより11月に再入院していたペレ氏は当時、メッセージを綴りファンを安心させていた。

 「友達よ。皆を落ち着かせ、ポジティブにさせたい」

 「私は強く、多くの希望を持ち、いつも通り治療を受けている。私が受けている全てのケアに対し医師と看護師チームの全員に感謝したい」

 「私は神を強く信じているし、世界中の皆から受け取る全ての愛のメッセージのおかげで私は力に満ちている。そしてワールドカップのブラジル戦も観ているよ!」

 「全てのことにありがとう」とメッセージを綴り、ファンを安心させていた。

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