大手ディスカウントストアチェーンのドン・キホーテが、16日に公式キャラクター「ドンペン」を「ド情ちゃん」に交代すると発表していたことについて、同社は同日、公式ツイッターを更新し、交代を撤回し「ドンペン」の起用を継続することを発表した。
ネット上で反対意見や「炎上商法だ」という指摘が相次いだこともあり、同社はツイッターで「発表から現在に至るまで、お客様から大変多くのご意見を頂き、私たちが考えている以上にお客様の『ドンペン』への想いを再確認することができました。ありがとうございます」とした。
その上で「皆様のご意見を真摯に受け止め、社内で協議させていただいた結果、公式キャラクターとして今後も『ドンペン』が続投することに決定いたしました」と撤回を報告。「今一度ドンペンへの想いを強く持ちPPIHグループ全従業員一同未来永劫ドンペンを愛していく所存です。この度は大変お騒がせし申し訳ございませんでした」と謝罪した。
16日の発表後には激しく物議を醸したことから、同社の吉田直樹社長が「私も事情がわからず関係部署に確認します」と反応。会議終了後にはツイッターで「多くの皆様からのご意見を真摯に受け止めさせていただき、役員と協議致しました。その結果、公式キャラクターとして『ドンペン』が続投することに決定いたしました。今後ともよろしくお願いします」と報告した。
また、発表前日の15日には、同社の公式ツイッターが「ちょwwマスコット交代とか何考えてんの?マジイミフww しかも次のキャラデザ草www」と投稿し、削除された。当該の投稿について同社の関係者は「現在、社内で確認中」とした。