女芸人の中から一番面白い“笑いの女王”を決定する「女芸人No.1決定戦 THE W 2022」が10日、日本テレビ系で生放送され、Aブロックはヨネダ2000が最終決戦進出を決めた。
昨年準優勝で優勝候補だったAマッソは敗退。加納は「真っ向勝負しにきました」とネタ直後には意気込んでいたが、無念の結果に終わり、唇をかんだ。審査員のアンガールズ田中卓志はAマッソに投票し「設定も時代に合っていた。オチも決まっていた」と評価した。
審査員は川島明(麒麟)、田中卓志(アンガールズ)、塚地武雅(ドランクドラゴン)、哲夫(笑い飯)、友近、野田クリスタル(マヂカルラブリー)に国民投票枠(視聴者データ放送)を加えた7票。審査方法は出場12組が、4組ずつAブロック、Bブロック、Cブロックに分かれ、1ネタ終えるごとに審査員による決戦投票で勝ち残りを決定し、各ブロック4組目終了時の暫定1位が最終決戦に進出する。
トップバッターのTEAM BANANAが結婚のモチーフから始まる漫才、続くヨネダ2000がうんこに扮した愛を中心に展開するコントを演じた。4―3の接戦(川島…ヨ、田中…T、塚地…T、哲夫…T、友近…ヨ、野田…ヨ、国民…ヨ)でヨネダ2000が暫定1位に立った。続いてコールセンターを舞台にした一人コントを行ったさとなかほがらかを7―0で下し、企業面接を舞台にルッキズムにも触れたコントを展開したAマッソに4―3(川島…ヨ、田中…A、塚地…ヨ、哲夫…ヨ、友近…A、野田…ヨ、国民…A)で競り勝った。
◆ファイナリスト12組…TEAM BANANA(吉本興業=3年連続3度目)、ヨネダ2000(2年連続2度目)、さとなかほがらか(浅井企画=初)、Aマッソ(ワタナベエンターテインメント=3年連続3度目)、天才ピアニスト(吉本興業=2年連続2度目)、爛々(吉本興業=初)、スパイク(吉本興業=3年連続3度目)、フタリシズカかりこる(ワタナベエンターテインメント=初)、河邑ミク(松竹芸能=初)、エルフ(吉本興業=初)、紅しょうが(吉本興業=3年連続4度目)、にぼしいわし(フリー=2年ぶり3度目)