イーロン・マスク氏の元妻ジャスティンさんが、同氏が語った乳児の息子が息を引き取った時の状況に異議を唱えている。
マスク氏との間に、ほかにも5人の子供をもうけたジャスティンさんは、生命維持装置を外した時、生後10週間のネバダ君は自身の腕の中にいたとツイッター上で反論した。
マスク氏は先週、自身が買収したばかりのツイッターに、サンディフック小学校銃乱射事件の陰謀説を唱えるアレックス・ジョーンズの復帰を禁止したことについて説明した際、第1子ネバダ・アレクサンダー君を乳幼児突然死症候群(SIDS)で亡くしたことに触れ、「私の第1子は私の腕の中で死んだ。彼の最後の鼓動を感じたよ。私は、もうけや政治、名声のために子供達の死を使う者には無慈悲だ」と語っていた。
そしてフォロワーの1人に死因は乳幼児突然死症候群だったのかと質問した際、ジャスティンさんが次のように返答した。
「息子はSIDSに関連した発作で生命維持装置に繋がれました。脳死と診断されたんです」「そして私以外には関係ないと思いますが、それが私の人生において最も恐ろしく、決定づける出来事でした。彼を抱いていたのは私でした」と綴った後、「この詳細は、私にとってとても大切なんです」と続けていた。
ジャスティンさんは以前マリ・クレール誌で、当時をこう振り返っていた。
「救急車が蘇生しようとしていた時には、すでにとても長い間酸素が欠乏していたので、息子は脳死状態でした」「彼は、オレンジ郡の病院で生命維持装置に繋がれて3日間過ごした後、私達はそれを切ることを決意したのです。私の腕の中で彼は亡くなりました」
マスク氏とジャスティンさんは、その後5人の子供をもうけたものの2008年に離婚、同氏は歌手グライムスとの間に2人の子供、また自身が共同設立したニューラリンク社幹部シヴォン・ジリス氏との間に双子がいる。