ルイ・トムリンソン(30)が腕を負傷した。11日にニューヨークで開催されたコンサートの後に転倒。打ちどころが悪かったそうで、ニューアルバム「フェイス・イン・ザ・フューチャー」のプロモーション活動のキャンセルを本人がインスタグラムで発表している。
「すでにニューアルバムを聴いてくれた皆に感謝している。昨日のニューヨークのショーは最高だった。けど不運なことに、帰る際に転び、右腕をかなり酷く負傷してしまったんだ」「だから来週に予定された店舗内でのパフォーマンスの日付を変更しなくてはいけない。新しい日程はすぐに発表するよ。皆の応援ありがとう、そして来週来る予定だった皆にはごめん。ルイ」
ワン・ダイレクションの後、ソロシンガーとして活躍するルイだが、最近は音楽業界についてこう批判していた。「この業界でもう少し良かったらと思う点があるとすれば、ここにはあまりに多くの酷い奴らがいるってこと。欲深い奴らがね。アーティストとして、僕らはそれを立て直す手助けができる。チケットやグッズの値段、僕らが値段をつける全てのものに関してさ」「これは僕にとって本当に大事なこと。ツアー中の7カ月間でミート&グリートをすることはできたけど、もしかしたらとんでもないお金になったことだろう。けど、肝心なことは、最高にリッチな親がいる人がより良い体験をできるっていうのは全くフェアじゃないってこと」
そして、自身のキャリアに関してルイはこう続けていた。「(所属レコード会社の)BMGが掲げていることは本当に大事だ。コントロールのレべルや契約のかたちに関してさえもそうだ。自分がすべてをコントロールしているけど、必要な時にはそこに助けがあると感じさせてくれる」「もちろん彼らは意見を言う。でも『シングルやビデオはこうあるべき』とかじゃない。その自由が僕には必要だった。70代になってロッキングチェアーに座り、自分自身で決断すれば良かったなんて思いたくはないからね」「彼ら(BMG)は僕をアーティストとしてきちんと扱ってくれる。僕のアイディアや考え全てをね。それによって僕は大きな自信を得たし、それは必要なことだった」