超インスタ映え!道頓堀に大阪で一番ピンクな「桃色射的」オープン スマホを向ける観光客続出

杉田 康人 杉田 康人
ピンクがまぶしい「秘宝館桃色射的店」
ピンクがまぶしい「秘宝館桃色射的店」

 大阪市の繁華街・道頓堀の道頓堀川沿いに、妖艶なピンクのネオンがまぶしい「秘宝館 桃色射的店」がオープン。インスタ映えする施設として、地元や観光客の話題を呼んでいる。

 10月11日から新型コロナウイルスの水際対策が大幅に緩和され、入国者数の上限も撤廃。多くの外国人観光客や「全国旅行支援」の開始で、週末や祝日の道頓堀はごった返している。大阪一ピンクな店構えに、道頓堀川を走るクルーズ船の乗客が一斉にスマホを向けていた。

 道頓堀に4店舗ある射的場「秘宝館」の新店で、内装は80年代のディスコがコンセプト。店内ではミラーボールが回り、80年代ミュージックが流れる。同店の山本さららさん(24)は「外国人観光客の制限撤廃や、旅行支援の開始でお客さんが一気に増えました。スマホで撮ると、肉眼で見えるよりピンクです」と話し、夜が深まるにつれ客足も増えるという。

 ド派手なネオンが乱立する道頓堀で、話題性を狙いインパクト大な外観になった。SNS映えする昭和レトロな射的は、大阪の観光地ではブームに。店の前や店内では、女性客が絶えず写真を撮る。2階は道頓堀のメインストリートに面した射的場で、系列店だけでも市内に10店舗を数える。

 米国人歌手のブルーノ・マーズが来日中、道頓堀で射的をしたことも話題になったが「うちにはピンクのイメージがあるジャスティン・ビーバーとかアリアナ・グランデとかに来て欲しいですが…。林家ペー・パー子さんの来店もお待ちしております」と呼びかける。

 場所柄、いかがわしいお店と勘違いする客もいるという。山本さんは「親子で楽しめる射的の店なので、決してエッチなお店ではありません」とクギを刺す。7発500円で弾を購入し、コルク銃でお菓子などの景品を落とすゲームだが「銃を渡されて、ボクのハートを打ち抜いてくださいというお客さんも多くいらっしゃいます。その時は『500円じゃ少なくないですか?』と言っていますが…」。ノリも客足も、街はコロナ前の雰囲気に戻りつつある。

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