乃木坂46、櫻坂46、日向坂46がコナミの人気ゲーム「プロ野球スピリッツA」のeスポーツリーグ戦「eBASEBALL プロスピAリーグ 2022シーズン」のスペシャルサポーターに就任。宮城県出身で球団創設時からの楽天ファンで知られる乃木坂46・久保史緒里(21)がこのほど、よろず~ニュースの取材に応じ、今季の楽天を振り返った。
久保は自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組「乃木坂46のオールナイトニッポン」で、毎週のように楽天愛を語っている筋金入りの楽天ファン。21年には本拠地・楽天生命パーク宮城で始球式を行った。今季も毎試合の結果を欠かさずチェックしていたという。
今季の楽天は春先に11連勝を記録、貯金最大18など首位を走ったが、後半に失速し4位に終わった。特に金曜日は19連敗と最後まで勝てず、〝ブラックフライデー〟と呼ばれた。久保は金曜日の試合前、〝呪縛〟からの解放を願い、2人組バンド「DREAMS COME TRUE」の楽曲「決戦は金曜日」を聴いていたという。「金曜日が本当に怖かったので、ちょっとでも勝てたらいいなっておもいを届けたかった」と明かした。夢叶わず、金曜日の連敗ストップは来季へ持ち越しとなった。「最終的にBクラス、悔しい結果でしたけど、最後の最後まで西武、ロッテとの3位争いを楽しませていただいた」と感謝を口にした。
後半戦、苦しい戦いが続いた中、育成1位から7月に支配下契約を勝ち取った宮森智志投手の輝きに目を奪われた。193センチの高身長から繰り出す最速152キロの真っすぐとフォークを武器に、デビューから22試合連続無失点の新人タイ記録。久保は「あの高身長から投げる球で、結構三振を取っていて。暗いニュースが続く中で、明るいニュースでした」と笑顔。「今年、新しく活躍した中継ぎの投手がかなり多かったので楽しみ」と続けた。
来季に向けて、久保は「監督も明言されていましたけど、若手の台頭に期待したいです。今年割と大事な場面でベテランの皆さんに任せることが多かったので」と話し、10月に楽天から1位指名を受けた立大・荘司康誠投手(4年=新潟明訓高)の先発ローテーション入り、同い年の黒川史陽内野手、武藤敦貴外野手の活躍に胸を膨らませた。
来季は13年の日本一からちょうど10年となる。当時、日本シリーズ第7戦を中継で見ていた久保は、田中将大が9回のマウンドに上がったのを見て涙した。あの感動を再び球場で。「10年ぶりの優勝に期待しています」とエールを送った。