RAIN(ピ)の新曲も禁止曲に「韓国センター試験禁止曲」歴代トップはSHINeeの名曲

Danmee Danmee

11月17日、今年も韓国の風物詩“スヌン(大学修学能力試験)”が開催される。

日本でも度々注目を集めるスヌンは、日本のセンター試験(現:大学入試共通テスト)に当たり、大学入試の登竜門となる重要な試験だ。

受験戦争の厳しい韓国を象徴する試験として、当日は日本のメディアがスヌンの様子を取り上げることも珍しくない。

自身の将来が掛かった試験を前に、受験生が最後の追い込みをかけるこの時期、彼らは勉強を阻害する要素をできるだけ排除しようと、日頃から努力を重ねている。

しかし、そんな受験生を容赦なく襲うのが、“スヌン禁止曲”だ。

“スヌン禁止曲”とは中毒性の強いメロディーで、いつまでも耳に残ってしまうような楽曲を指し、“受験生が絶対聴いてはいけない曲”として知られている。

最近では、歌手で俳優のRAIN(ピ)がリリースした楽曲『DOMESTIC』が、早くも禁止曲(?)として話題となった。

『DOMESTIC』は、Mnet『STREET MAN FIGHTER』に出演しているダンサーと共に、MVのパフォーマンス撮影を行ったことでも反響を呼んだ1曲。

1度聴いただけで頭に残り、ふとした瞬間に思い出し、その日1日は無意識に口ずさんでしまうほど。

今回はそんな、強い中毒性で勉強に集中できなくなると話題の“スヌン禁止曲”をご紹介。

1.Red Velvet『Dumb Dumb』

『Dumb Dumb』は、2015年9月に発売されたRed Velvet(レッドベルベット)の1stフルアルバム『The Red』のタイトル曲として収録されている。

導入部から高音の「Dumb Dumb Dumb‥」というメンバーの声と、アップテンポなメロディーが楽曲にインパクトを与え、人々の脳に印象付ける。

多くの受験生を悩ませた、“スヌン禁止曲”を代表する曲だ。

そして本作には“Dumb”という単語が、214回も登場すると言われており、その中毒性の高さはK-POPの中でもトップクラスを誇る。

2.I.O.I 『PICK ME』

『PICK ME』は、2016年にMnetで放送された、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101』のシグナルソングとして話題となった。

「PICK ME PICK ME PICK ME UP~」というサビと、間奏部分のEDMが新鮮さを生み出し、中毒性があると注目を集めた。

現在も、多くのK-POPファンに愛される、I.O.I(アイオーアイ)の代表曲『Very Very Very』も、“スヌン禁止曲”の定番として名を連ねている。

3.SS501 『U R Man』

5人組アイドルグループのSS501(ダブルエスゴーマルイチ)が、2008年にリリースした『U R Man』は、繰り返される斬新な転調が印象的な楽曲だ。

発売当時は、彼らの他の代表曲と比べても、『U R Man』は特段注目は浴びていなかった。

しかし現在は“スヌン禁止曲”の定番となり、長く愛されるように。この状況に、メンバーは驚きの声をあげているという。

2021年1月13日、MBC Every1のバラエティー『大韓外国人』に、SS501のキム・キュジョンが出演。

再ブレイクを果たした『U R Man』について、「こんなに愛される曲になるとは思っていませんでしたし、最初は僕たちに合わない曲だと思ってました」と、心境を語り話題となった。

4.SHINee 『Ring Ding Dong』

『Ring Ding Dong』は、SHINee(シャイニー)が2009年に発売した3rdミニアルバム『2009, Year Of Us』のタイトル曲である。

この楽曲は、メンバーのキーが認めるほどの中毒性を誇る。

2018年11月26日、KBS 2TV『国民トークショー アンニョンハセヨ』に出演したキーは、『Ring Ding Dong』について「ステージを終えて移動する時、僕にも幻聴が聞こえます(笑)」と言及。

曲内で何度も登場する歌詞のリフレインが、頭の中をまわり続ける。受験生には要注意の1曲だ。

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