映画『ハリー・ポッター』でドラコ・マルフォイを演じた俳優のトム・フェルトン(35)は、同シリーズが再映画化されることになれば、この役の再演を「検討する」という。
「i」紙にトムはこう明言している。
「検討しないと言ったら嘘になる」
「ドラコ・マルフォイを恋しく思ってはいないけど、彼とはとても親密だよ」
「今振り返ってみると、僕の人生にはポッターしかないように思えた。でも、その先にはとても多くのことがあったんだ」
回想録『ビヨンド・ザ・ワンド:ザ・マジック・アンド・メイハム・オブ・グローイング・アップ・ア・ウィザード』を執筆したトムは、俳優として『ハリー・ポッター』を超えることは難しく、ハリウッドで役を得るためオーディションを受けるのにも苦労したそうで、こう続けた。
「実際にはオーディションに戻ったわけじゃなかった。もう一度オーディションを受ける勉強をしたのさ」
「子どもたちが連れてこられる時、その半分は『マークの上に立って、カメラのレンズを下に目を向けず、基本的な指示を受けることができるか?』ということ。つまり、7歳の子どもが何であれ、本当にどれだけうまくやれるかということだね」
「20歳になると、特にロサンゼルスではオーディションの回数はもっと増え、厳しくなる。それは必ずしも残酷ということではなく、受け入れるというレッスンなんだ」
トムは『ハリー・ポッター』で共演したエマ・ワトソンとの絆が深く、この2人の関係が同シリーズのファンにとっていかに関心を持たれたかを振り返り、こうコメントしていた。
「僕がこの『シッピング(キャラとキャラをカップリングするという意の俗語)』というアイデアを教えてもらったのは、コミコンがきっかけだったと思う。エマのことは知っているし、何の問題もないよ」