鈴木宗男氏 ウクライナを非難しないG7に疑問 ロシアだけ批判あきれた

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 鈴木宗男氏
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 日本維新の会の鈴木宗男参院議員が12日、公式ブログに新規投稿。11日に行われた主要7カ国(G7)による緊急首脳会議でウクライナが非難対象にならなかったことに疑問を呈した。

 宗男氏は「昨夜行われたG7(主要7カ国)首脳会議で、ウクライナ問題解決、停戦に何か新しい提案、発表がなされるのかと期待したが、なんとロシアに対する批判、非難でしかなかった」とつづり「クリミア橋がウクライナ情報機関の仕業とするなら、そちらも非難対象ではないのか。このことによってロシアは強い対抗措置を取ったのだ。」と憤った。クリミア大橋の爆発は誰が指揮したかは明らかになっていないが、宗男氏は「ウクライナ情報機関の仕業」という前提に立ち、ウクライナを非難対象にしないことを問題視した。

 その上で「新たに制裁措置も取っているが、いかにさまざまな制裁措置をしても紛争は終わらない。停戦、双方が銃を置くことが急務ではないか。」「世界の主要国の首脳会議で停戦すべきとの声が出なかったことに落胆した次第だ。一にも二にも停戦しかない。」「77年前の日本が歩いた悲惨な道をウクライナにしてほしくないし、やらせてはいけないとつくづく思うものである。」と記した。あくまでもウクライナ側から停戦すべきという立場から、ウクライナが先に銃を置くことを求めている。

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