マスク氏 今度は台湾問題で中国に一部統治譲る「特区」提案 ウクライナ和平案で大統領から批判直後

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イーロン・マスク氏(ロイター)
イーロン・マスク氏(ロイター)

 米電気自動車メーカー・テスラの最高経営責任者(CEO)イーロン・マスク氏(51)は、台湾問題を巡って中国に一部統治を譲ることで対立が解決できるとの持論を示した。7日に報じられた英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで語ったもの。

 「合理的に受け入れ可能だが、おそらく誰もが喜ぶわけではない台湾の特別行政区を検討してはどうか」「香港よりも寛大な取り決めがおそらくできると思う」と語った。武力行使を含め、緊張が高まっている中国と台湾の関係について、独自の和平プランを提示した格好だ。

 マスク氏は3日にもロシアに侵攻されているウクライナについて、国連の監視のもとで併合4州の住民投票をやり直すなどの「戦争終結計画」を提案したが、ウクライナのゼレンスキー大統領などから批判を浴びたばかりだ。

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