女優のミラ・クニス(39)は、2015年のSF映画「ジュピター」が興行面で大失敗することを「製作開始前から」分かっていたという。チャニング・テイタム、ショーン・ビーン、エディ・レッドメイン、ダグラス・ブースらと共演し、主人公のジュピター・ジョーンズを演じていたミラは、製作予算が「半分に」なってしまった同作にあまり期待はしていなかったという。
ジョシュ・ホロヴィッツのポッドキャスト「ハッピー・サッド・コンフューズド」に出演したミラはこう語る。
「いつ(映画が失敗すると)分かったかっていうと、製作費が半分に減らされてしまった時」
「もともと倍の予算があって、そのお金でいろいろできたはずなの。ああいうタイプの脚本のストーリーはとても良いんだけどね」
「製作の準備段階でスタジオやいろんな理由で予算が削減され、映画は別のものになってしまった」
「チャニングがここにいてくれたらこの話題についてもっと話せるのに」
一方、同作で人間とイヌのハーフで遺伝子操作された兵士ケイン・ワイズを演じたチャニングは今年始めに同作について、最初から「悪夢」だったと告白。「すごく大変な映画だった。7カ月間の撮影で必死に頑張ったんだけど本当に大変たったんだ」と話していた。
ちなみに同作でバレム・アブラサクス皇帝役だったエディは、ゴールデンラズベリー賞、通称ラジー賞で最低助演男優賞を受賞。「リリーのすべて」でアカデミー主演男優賞にノミネートされた翌日の夜のことだった。