元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が7日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手の成績について、本塁打、打点以外はすべて数字が上がっていることから、MVP争いについて「ジャッジとどっちだ?みたいな論が出ているのがいまだに分からない」と大谷一択ではないかと訴えた。
この日はワールドシリーズが始まった1903年の以降初となる、大谷の規定投球回&規定打席のW到達を取り上げた。
一茂は、今年の大谷について「去年のホームランより12本下がってるけど、打点は5しか変わってない。チームに貢献したいと。打率はちゃんと上がっている」「ヒットは増えて三振は減っている」と指摘。
そして「ホームラン以外は(投手部門含め)全部良くなっている。つまり、レベル、ステージは実は去年より上がっている。これがすごい」と昨年よりも進化していると訴え、そのため「なんでジャッジとMVPどっちだ、なんて論が出ているのか、いまだに分からない」と62本塁打のジャッジではなく、大谷が受賞するべきではないかと訴えた。
投手としては15勝をあげており「15勝って、エンゼルスの15勝って大変。普通のチームなら22、3勝してますよ」とも述べ「勝手に憶測で話しますが、(大谷は)3割50本20勝、それを目指してるのかなって思った。それがもし到達されたら、ジャッジが100本打っても大谷くん」と、感心しながら話していた。