英国出身の女優ナオミ・ワッツ(54)が、自身のビューティーブランドでは「ユーモア」と「真実」のバランスを取りたいそうだ。ONDAビューティーの共同設立者のナオミは今回、グリーティングカードブランド、エム&フレンズとコラボし、「アライアンス・フォー・ピリオド・サプライズ(生理用品供給のための団体)」のための募金活動の一環で更年期にちなんだグリーティングカードを制作。さらに18日には更年期のためのウェルネスブランド、「ストライプス」をスタートする予定だ。
グリーティングカードの制作過程についてナオミはエンターテイメント・ウィークリー誌にこう話している。「そのアーティストは長い間活躍しているひとで、彼女と何かやろうってなった。(更年期の)コミュニティを前進させるのに素晴らしい方法だと思った」「少しでもドアが開けば、それについて話す用意ができている人がいかに多いかを知り驚くと思う」
「ユーモアが違和感や痛みを和らげる。それが真実であることを私たちはすでに知っているでしょ。このブランドに関する私のビジョンはまさにそれで、ユーモアがなくてはダメだった」「人々が来ては悪態をついて、不満を言い本当の感情を出す場所、それでいて自分自身を笑い飛ばし、耐えうるものなんだって気づかせる場所でもあって欲しいと思っている」
そしてナオミはを更年期を迎えていない友人らにもカードを送ったそうで笑いながらこう明かしてもいた。「ただ『あなただってすぐになるから!』って言えばいいのよ。人口の半分は遅かれ早かれ更年期を通り抜けることになるんだから。このブランドの任務はそれに関する偏見を終わらせること、混乱や謎を無くし、神話を覆すの」「寿命も延びているんだから、それをできるだけ正常化させないと。更年期の後数十年生きるんだから、昔の捉え方とはもう違う。オープンな対話をしなければいけない」