TBS系特撮ドラマ「ウルトラセブン」の55周年記念セレブレーションイベントが1日、都内で行われ、主人公のモロボシ・ダンを演じた森次晃嗣(79)が出席。「60周年記念まで、セブンがある限り元気でいたい」と、早くも次の周年記念に向けて意欲を見せた。
1967年のこの日、「ウルトラマン」に続き「ウルトラセブン」が放送された。森次は「今日が55年なんて実感がなかったです。これだけ長い期間を経て、皆さんにこのようにお会いできるとは思っていませんでした」と感慨深く語った。
撮影が休みの日でも各地のイベントに参加するため、カバンの中にウルトラマンスーツのセットを持参していたといい、森次は「若かったからできた」と回想。毎朝、早朝から電車で移動して撮影スタジオに向かっていたことも明かし、「撮影は過酷だったけれど、その分こんなに長く愛される作品もない」と、振り返った。
放送から55年を迎えた今でも街を歩くと「ダンだ!ダンだ!」と声を掛けられることを明かし、根強い人気をアピール。イベント終盤には、「デュワッ」の掛け声とともに生変身を行い、会場を盛り上げた。
イベントには、黒木ひかり、樋口真嗣監督、関智一も登壇した。